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かわいい九谷焼アイテム特集|毎日を彩るおすすめの器・雑貨・贈り物

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九谷焼と聞くと「伝統的」「格式が高い」「和風」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、最近では若手作家を中心に、色使いやデザインにこだわった**“かわいい”九谷焼アイテム**が数多く登場し、日常使いからギフトまで幅広い層に人気を集めています。

カラフルでポップな絵柄、動物や花をモチーフにした器、インテリアとしても映える雑貨まで、九谷焼には心がときめくようなアイテムがたくさん。この記事では、「かわいい九谷焼」をテーマに、その魅力や選び方、楽しみ方を初心者にもわかりやすくご紹介します。伝統と可愛さが融合した、あなただけのお気に入りを見つけてみませんか?

九谷焼が「かわいい」と注目される理由

カラフルでポップな色使い

九谷焼の最大の特徴ともいえるのが、五彩(ごさい)と呼ばれる鮮やかな色使いです。赤・青(緑)・黄・紫・紺青をベースにした絵付けは、伝統工芸品でありながら、まるでポップアートのようなインパクトを持っています。

特に近年は、伝統的な色を活かしつつも、やさしいパステルカラーや淡いトーンを取り入れた作品も登場し、「かわいい」と感じる人が増えています。和風の中にどこか北欧的な印象も漂う、そんな色彩感覚が、若い世代から注目を集めている理由のひとつです。

九谷焼は“重厚で格式高い”というイメージを覆し、明るくて愛らしい世界観を日常に届けてくれます。

動物・植物など親しみやすいモチーフ

九谷焼には、古くから花鳥風月をテーマにした絵付けが多く用いられてきましたが、最近ではうさぎ・ねこ・フクロウ・パンダなどの動物モチーフや、小花・果物・リースなど、親しみやすくかわいいデザインが多く取り入れられています。

たとえば、マグカップにちょこんと描かれた柴犬の表情や、小皿に並ぶ小鳥たちの姿は、使うたびに心をなごませてくれる存在。絵柄の多くは手描きで描かれており、それぞれ微妙に表情が異なるのも愛着が湧くポイントです。

動物好きやガーデニング好きな方にとっては、まさに「ツボをつかれた」デザインの数々。伝統を守りながらも、見る人の笑顔を引き出すかわいらしさが、九谷焼の新たな魅力として受け入れられています。

若手作家によるモダンでユニークなデザイン

今、九谷焼の“かわいさ”をけん引しているのが、若手作家たちによる自由な発想と表現です。伝統技法をベースにしながらも、現代の感性やトレンドを取り入れたデザインが次々と誕生し、クラフトマーケットやSNSで話題になることも増えています。

たとえば、コミカルな表情の動物シリーズや、幾何学模様をアレンジした器、アニメ風のキャラクターを取り入れた作品など、まるで雑貨のような親しみやすさとユニークさを備えた九谷焼が登場しています。

こうした作風は、若い世代の暮らしや価値観にマッチし、「伝統工芸=古い」ではなく、「伝統工芸=かわいい・楽しい」と感じてもらえるきっかけになっています。九谷焼は“新しいかわいさ”を提案できる器として、今まさに進化の真っ只中にあるのです。

かわいい九谷焼のおすすめアイテム

毎日使いたくなる!カップ・豆皿・小鉢

九谷焼の魅力を日常でたっぷり楽しみたい方におすすめなのが、マグカップや豆皿、小鉢などのテーブルウェアです。特に人気なのは、動物モチーフのカップや、小さな花柄が散りばめられた豆皿など、使うたびに気分が上がる“かわいいデザイン”のアイテム。

たとえば、朝のコーヒータイムにお気に入りの猫のカップを使うだけで、一日がちょっと幸せになるものです。豆皿はおかずやお菓子を盛るのに便利なだけでなく、アクセサリートレイやインテリア小物としても活躍します。

また、九谷焼は磁器製なので丈夫で扱いやすく、かわいさと実用性を兼ね備えたうつわとして、毎日使いたくなること間違いなしです。

贈り物に人気の招き猫・アクセサリートレイ

かわいい九谷焼は、自分用だけでなくギフトとしても非常に人気があります。特に注目なのが、「ミニサイズの招き猫」や「花型のアクセサリートレイ」。どちらも手のひらサイズで扱いやすく、飾っても使っても楽しめるのが魅力です。

招き猫は、色や表情によって意味があり、金運・恋愛運・健康運などを願うお守りとして贈るのにぴったり。九谷焼ならではの華やかな絵付けが施された猫たちは、見ているだけで癒される存在です。

アクセサリートレイは、小鳥やフルーツが描かれた可愛らしいデザインが多く、女性へのプレゼントや自分へのご褒美にもぴったり。上品でありながら親しみやすく、どんな世代にも喜ばれるギフトとしておすすめです。

おしゃれなインテリア小物・置き物

インテリアにちょっとした“かわいい”をプラスしたいなら、九谷焼の置き物やインテリア小物がおすすめです。たとえば、花瓶や一輪挿し、小動物をモチーフにしたオブジェなど、部屋の雰囲気を明るくしてくれるアイテムが揃っています。

特に人気なのは、ふくろうや犬、うさぎなどの動物をモチーフにした置き物。作家ごとのタッチで表情や仕上がりが異なり、一つひとつに“物語”を感じられるのが九谷焼の魅力です。

また、玄関や棚の上にちょこんと飾るだけで、空間がやわらかく温かい印象に変わります。伝統工芸でありながらナチュラル・モダンなインテリアとも相性抜群で、暮らしの中に溶け込む“かわいい存在感”を放ってくれます。

かわいい九谷焼の選び方

色・柄・モチーフで選ぶポイント

かわいい九谷焼を選ぶとき、まず注目したいのは色使いや柄、モチーフの雰囲気です。九谷焼はカラフルな五彩が特徴ですが、近年ではやさしいパステルカラーやシンプルな一色使いなど、より柔らかい印象の作品も増えています。

たとえば、花や鳥、小動物をモチーフにした器は、使うたびにほっこりとした気分に。猫やパンダ、ふくろうなどの動物は特に人気が高く、表情やポーズにも注目すると、自分にぴったりの“推し猫”や“推しフクロウ”が見つかるかもしれません。

さらに、かわいさの中にも自分らしさを反映できるかを意識するのがポイントです。見るたび・使うたびに癒されるような、“ときめくデザイン”を選ぶと、日常がちょっと楽しくなります。

自分用・ギフト用で考える

かわいい九谷焼は、自分へのご褒美にも、誰かへの贈り物にもぴったり。自分用に選ぶときは、実用性や収納のしやすさを意識して選ぶと失敗が少ないです。毎日使いたいマグカップや小皿など、用途に合ったサイズ感や持ちやすさにも注目しましょう。

一方でギフト用の場合は、見た目のかわいさに加えて“意味”や“縁起”にも気を配るのがコツ。たとえば、招き猫なら金運・健康運・恋愛運など、贈る相手に合ったご利益を持つデザインを選ぶと特別感が増します。

また、ラッピングや桐箱入りのものは見た目も豪華で、贈られる側の印象もより良くなります。相手の趣味や好みに合わせたモチーフを選べば、「私のことを考えて選んでくれた」感が伝わる、心に残るギフトになります

作家もの・ブランドものの違い

かわいい九谷焼には、**作家が一点ずつ手作りする「作家もの」**と、**伝統ある窯元で製造された「ブランドもの」**の大きく2タイプがあります。それぞれに魅力があり、選ぶ際は好みや目的によって使い分けるとよいでしょう。

作家ものは、色使いやモチーフに強い個性や遊び心が感じられ、世界に一つだけの特別感があります。少量生産で他の人とかぶりにくく、「自分だけのかわいさ」を楽しめるのが魅力です。クラフトイベントやオンラインショップで購入できることも多く、一期一会の出会いがあるのも楽しいポイント。

一方、ブランドものは、デザインの安定感や品質が保証されており、ギフトやシリーズ使いに向いているのが特徴です。人気の窯元では、同じ柄でプレートやボウルなどが揃えられるシリーズ展開もあり、統一感のある“かわいい食卓”を作ることも可能です。

どちらにも魅力があるので、まずは気に入った絵柄やモチーフをきっかけに、自分の“かわいい九谷焼スタイル”を見つけてみてください。

九谷焼をかわいく楽しむアイデア

日常の食卓に取り入れるテーブルコーディネート

かわいい九谷焼を楽しむなら、毎日の食卓に取り入れるのが一番手軽で効果的な方法です。たとえば、小皿に副菜を盛り付けたり、マグカップでお気に入りのドリンクを飲んだりするだけで、食卓が一気に明るく華やぎます。

柄や色の異なる豆皿を組み合わせて、「和の小さなプレートランチ風」にするのもおすすめです。動物モチーフの器に季節のフルーツや和菓子を盛ると、まるでカフェのような“見せたくなる食卓”が完成します

和食だけでなく、洋食やおやつタイムにも合わせやすいのが九谷焼の魅力。自分好みのテーブルコーディネートを楽しみながら、気軽にかわいさを生活に取り入れてみましょう。

部屋に飾るだけで癒し空間に

器や置き物としての実用性だけでなく、インテリアアイテムとしても九谷焼は大活躍します。お気に入りのカップや小鉢、ミニサイズの置き物などを、玄関やリビングの棚、ワークスペースに飾るだけで、空間がグッと温かみのある雰囲気に。

たとえば、動物モチーフの豆皿をアクセサリートレイとして使ったり、小さな花器に一輪の花を生けてみたり。使うのはもちろん、眺めるだけでも癒されるのが“かわいい九谷焼”の力です。

「飾る場所がない…」という方でも、机の隅や窓辺などのちょっとしたスペースを使えばOK。小さなアイテムひとつで、部屋の印象が優しく変わります。

SNS映えする九谷焼の魅せ方

今どきの“かわいい”は、写真やSNS映えも大事なポイント。九谷焼はその華やかさと個性あるデザインで、InstagramやX(旧Twitter)などでも人気のアイテムです。

たとえば、お気に入りのカップにラテアートを入れて撮影したり、カラフルな豆皿を並べた「うつわコーデ写真」を投稿したり。自然光の入る場所で撮影すると、九谷焼特有の光沢や色の深みがきれいに写ります。

背景に木のテーブルやリネンを敷くだけでも雰囲気がアップし、まるで雑誌の1ページのような写真が撮れることも。かわいさを発信したくなるほど、絵になるうつわとして、九谷焼はSNS世代からも注目を集めています。

まとめ

九谷焼は、伝統工芸でありながら、色彩豊かで親しみやすいモチーフが魅力の“かわいい器”として、今多くの人に選ばれています。マグカップや豆皿、置き物など、日常にも取り入れやすいアイテムが豊富で、ギフトにもぴったり。若手作家によるモダンなデザインも増え、自分好みの一品に出会いやすくなっています。かわいい九谷焼を暮らしに取り入れることで、毎日の食卓や空間がちょっと豊かで楽しくなるはずです。

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